ゆと日記

20代女。適当に喋ります。

『“名画になった”海 展』

みなさん、こんにちは🐬

ゆとろぎです🏖

 

今年の猛暑すぎる猛暑を乗り切るために、涼しい投稿でもしようかと思います🫠(唐突)

 

先日、とは言っても先月のことですが、とある展覧会に行ってきました。

 

東京都港区で開催されていた、「“名画になった”海 展」です🌊

 

聞いた感じ、海の生き物とか風景の展覧会かな❔と思われる方が多いと思います。

実は少し違っていて、この展覧会は、プラスチックゴミによる海洋汚染問題を、アートで表現した展覧会になります。

 

ごみゼロの日(5月30日)をスタートに、7月18日まで開催されていました。

 

私はネットの広告で知ったのですが、とあるモノに一目惚れをして「これは絶対行かなきゃ‼️」と思って行った所存です。

 

何に惚れたかと言うと…

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コレです❕❕❕❕

 

ん????

なんだこれ????

 

これじゃ分からない?

ではもっと拡大しますね…

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ここまで行くとあっアレじゃない?とピンと来た人がいると思います。

そうです、アレなんです。

 

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スノードームです。

果たしてこんなに美しいスノードームがあったかと、広告で見かけた時は固まりました。

 

各地の水族館巡りとダイビングを趣味にしているほど、海と海の生き物が大好きな私の琴線に、触れないはずがありませんでした。

 

行かなきゃ…𓆛𓆜𓆝𓆞𓆟

 

この展覧会のコンセプトは、海のゴミ問題を観ている人に訴えかけるものなのに、私はスノードームの綺麗さに心を奪われ、本来のテーマを忘れて、休日にすぐさまその展覧会へ足を運びました。

 

場所は、伊藤忠商事さんのビルITOCHU SDGs STUDIO。(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)

しかし、主催は横山八景島さん。

あの水族館、八景島シーパラダイスを運営している会社さんです🐟

 

展覧会は主に2つの企画で構成されており、1つ目は「プラスチックゴミの量が魚の量を超える」と言われている2050年の海を、ゴッホ葛飾北斎を含む6名が描いたらどうなるか、AI技術を用いて再現した絵画が展示されていました。スノードームは2つ目の企画。

 

葛飾北斎富嶽三十六景の一つ、「神奈川沖浪裏」。

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写真じゃ分かりづらいかもですが、よく見るとたくさんのゴミが浮かんでいます。

 

こちらはゴーギャンの「タヒチの女」

よく目を凝らさずとも、ビーチにいる女性2人の周りにはゴミが散乱しています。f:id:peach_yuki:20220802232106j:image

 

元の絵画はもちろん海には何も浮かんでいませんし、浜辺にゴミはありません。

元の絵の壮麗さを知っているからこそ、余計に心に訴えかけることに成功しています。  

 

誰もが知っている絵画を使うという発想が素晴らしいです。

ただ「ゴミを捨てるな!」という注意喚起では、漠然といけないことなんだなということしか、よく考えない人には伝わりません。

しかし、ゴミを自然に捨てるとどうなっていくか?その行く末が、この展覧会では知ることが出来ます。

淡々と、それを静かにこの展覧会の絵画は伝えてきます。

 

事実、見ていて心が痛みました。

世界の人口はどんどん増えています。

環境への配慮を後回しにしているとこんなツケが回ってくるのは、遠い未来のことではありません…😭

 

スノードームももちろん、ただ美しいだけの作品ではありません。

 

次の記事では、スノードームについて詳しく書きたいと思います。°・🐠