ゆと日記

20代女。適当に喋ります。

『RRR』がすごい。

つい最近、丸の内ピカデリーというドルビーシネマ搭載の劇場で『RRR』というインド映画を観てきたのですよ🇮🇳

(ドルビーシネマとは映像と音響の最新技術が入ってる映画館です、料金も少し高め)

 

インド映画と言えば、歌って踊ってが必ず劇中に入るのが特徴

長らくインド映画なんて観ていなかったし、そもそも映画鑑賞自体は好きだけれども、趣味かと聞かれたらイマイチ違いますし、そもそも観に行く1週間前まではこの映画の存在すら知りませんでした

 

ただ、知人の女の子がSNSでひじょーに興奮したツイートをしていたので、印象に残ったのです。

 

「RRR面白すぎる、やばい」

「また観に行くことにした」

「一生脳がナートゥに支配されてる」

呟きはこんな感じ

 

彼女はここ数日ずっと、RRR関連しか呟いていなくて、彼女の趣味や好きなジャンルは私もわりと似ているところがあったので、そこまで絶賛するのなら私も好きになりそう…ってな好奇心で観に行くかと決意しました

なんならその週の土日は暇だったしね

 

木曜の夜に、都内で家から行きやすい劇場をサーチ

たまたま丸の内ピカデリーが最寄りで出てきたので予約

けれども、やはり人気なのは事実なようで、あんなに広くて大きい劇場の席数も残りわずかでした。恐らく木曜に予約しなければ、間に合っていなかったです

 

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ポスターをパシャリ

豪華なことに、監督とメインキャストのサインまで入ってました

 

私はちなみに急遽行くことを決意して予約したので、事前の情報無しで足を運びました。あらすじも一切目を通していません

知っているのは、インド映画ということと、3時間という長い映画ということ、飽きない展開だらけが続くというざっくばらんなもの

 

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3時間と長いのでお腹がすくと思って、多めに購入しました

映画の醍醐味はポップコーンとコーラをそこで食べるという私の考えで、ポップコーンなしの映画鑑賞はあり得ません🍀

 

最新技術のドルビーシネマの臨場感は、cmからして素晴らしかった…

何よりスクリーンが大きいので、普通の映画よりも画質が綺麗に見えます✨

音も360°から伝わる仕様で、迫力もすごい

 

cmはサクッと短めで、本編が始まりました

さぁて、どんな映画なのか!

 

 

……

 

………

 

 

 

 

観終わったあと

エンドロールが終わり、数秒後に暗転からの劇場がパッと明るくなった時

 

隣のカップルが拍手をしました

後ろの方からも、小さめの歓声が聞こえました

一気にどよどよと、「最高」「あっという間だったわ」「なんか飽きなかったよね!?」なんて声が四方八方からあがって…

 

私も同じ感想です

ずーーーーーっと圧倒されっぱなし

 

劇中、私は号泣しました

もちろん声を出すとうるさいので、自分の腕を組んで肩を抑えるようにぷるぷると笑

右隣の女性もぐすっと泣いていたような気がします

 

そして、笑いました

笑えるギャグのようなシーンも多くて、思わずふふっと声が出ちゃいました

隣のカップルも笑っていました

 

ただ、残酷な描写もそれなりにあって、思わずうっと痛々しいのが苦手な人が目を背けたくなるものもありました

 

とにかく、この映画は喜怒哀楽に忙しい

3時間があっという間なのも、退屈させるようなシーンが全くないから

(あくまで個人の感想なのでそうじゃない人がいることは前提です)

 

ストーリーは別に小難しいものではありません

 

物語の舞台は、イギリスの植民地として支配されていた1900年代のインド

部族の一人の少女が、英国の軍人に無理矢理連れ去られてしまい、その兄(ビーム)が必ず連れ戻すことを決意

デリー(都市名。現在のインドの首都でもある)に部族という身分を隠して潜伏、妹奪還の機会を伺います

一方で、大英帝国に忠誠を誓う、身体能力と頭脳共に優れた警察官のラーマ(彼もインド人です)は、デリーに潜伏しているらしい部族の男を見つけろという命令を受けます

しかし、この2人は列車事故で少年を協力して助けたことをきっかけに、仲良くなります

親友と呼ばれるほどの固い絆を結ぶ2人だが…

 

てな感じのストーリー

なんとなくあらすじを聞いただけだも、展開も想像しやすく、複雑な伏線や考察はさほどないです

 

正直、話の内容としては王道な物語

よくある話ではある

けども、その王道すぎるものを面白い❕と唸らせるほどのチカラが、この映画にはある

 

まずは、『歌』

インドの映画には付きものの歌ですが、文化を感じさせるインド特有のリズムが心地よすぎる!

何曲か流れるのですが、最高にクール

 

陽気な歌から、涙を誘う切ない曲までさまざまです

この歌がいいスパイスを出しています

 

もうひとつは、アクションのカッコ良さですね

ネタバレになりそうなので細かくは話せませんが、ビームとラーマ2人の戦闘シーンが何よりもカッコよすぎるのですよ…

 

なかには、「いやそうはならんやろw」みたいなトンデモシーンはありました笑

でもそこがイイ❕❕

脳筋な戦いから、奇想天外でぶっ飛んでる戦いも見れる

 

あーそうそう、こういう痛快で爽快な映画が欲しかったんだよ…って

ジャンプの熱い漫画を読み終わって大満足を味わうような、そんな感じです

 

とりあえず、この映画の良さはまず観て頂かないと分からない

今すぐ劇場にGoしてください

早く‼️

 

そして、映画を観てナートゥをご存知になった人は、ぜひとも感想を語り合いましょう✨