ゆと日記

20代女。適当に喋ります。

マンボウって本当に弱いの?いいえ、そんなことありません。

こんにちは!

今日はですね、私は少し怒っていまする…( ー̀ н ー́ )

 

何故かと言うと、Twitterでとんでもないデマがツイートされているのを再び見てしまったからです…。

 

↓以下がそのツイート↓

 

マンボウの死因
朝日が強過ぎて死亡
水中の泡が目に入ったストレスで死亡
海水の塩分が肌に染みたショックで死亡
前から来たウミガメとぶつかる予感しストレスで死亡
近くに居た仲間が死亡したショックで死亡
近くに居た仲間が死亡したショックで死亡した仲間から受けたストレスで死亡

 

………え?( ・∇・)

知らない人が見たら「なにこれ、マンボウすごい弱いじゃん🤣」って笑うんでしょうけど…

めちゃくちゃデマにもほどがあります‼️‼️(怒)

 

人が傷つくデマではないにしろ、誤情報をネタとして広めるのはちょっと理解できません( ̄▽ ̄;)

 

むしろ、本来その生き物が持っている本当の生態を無下にされている気がして…。

 

水族館関係者の方、マンボウが好きな方、研究者の方が見たら何とも言えない悲しい気持ちになると思います𖦹 ̫ 𖦹

もしマンボウが人間のような知能があれば、1番不服に思ってるのはマンボウ本人かもしれませんね。

 

子供でも知っている、大人気の海の魚のマンボウは、未だに謎が多く、不思議な生き物です。

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よく水面から飛び出してジャンプする行為は見かけられますが、一体何のために行っているのか、それすらも理由は解明されていません。

説としては、身体についた寄生虫をふるい落とすためとも言われていますが推測の域です。

 

しかし、ジャンプしたからと言ってその水面に叩きつけられたショックで死ぬなんてことはないですし、彼らは人間が思っているよりもタフな生き物です。

 

まず世界中の海に生息しています。

暖かい海または冷たい海でしか生きていけないということもないです。

 

これだけでなく、生息する水深も幅広く、なんと800mもの深さのところを泳いだりしていることも分かっています。

かと思えば表層を好む個体もおり、今のところは研究が進まない限り、なぜそこまで深度にバラつきがあるのかも分からないそうです。

 

しかし泳ぎが得意ではない&皮膚が弱いことは事実なようです。

泳ぎが得意では無いのは、寄生虫によって目が見えない(見えづらい)という背景があるからだそう。

水族館のマンボウがいる水槽には、その視力の悪さから水槽や壁にぶつけて皮膚にダメージがいかないように、ビニールで覆うなどの工夫が見られます。

 

それでもマンボウがデマのように弱すぎる生き物ということでもないですし、第一そんなに弱ければとっくに淘汰されて、絶滅してしまいますよね。

彼らは人間の活動により、確かに個体数は減らしています。でもそれは、ほかの生き物にも言えることなので、マンボウが弱いということではありません。

 

むしろ、マンボウよりもあの獰猛で強いイメージのあるホオジロザメの方がよっぽど飼育にあたっては弱いですし、彼らこそデリケートな生き物です。

 

面白いですよね。

ホオジロザメのデリケートさについては、また別の記事で紹介していきたいと思いますので、今日はこの辺で終わりたいと思います。

 

いいかい、マンボウは雑魚じゃないんだよ!😠🐟°・🐠