みなさん、こんにちは❕
猛暑続きで休日でさえも、外出するのが億劫なゆとろぎです🌿
実は最近、筆者はダイビングを始めまして、月イチぐらいで潜りに行っております。
まだ初心者なので、みなさんが想像するような、底が見えない青い海でマンタと泳いだりしているわけではありません(^^;
最深で20m、平均して15mぐらいまで潜って、カレイやウツボ、たまに珍しい幼魚や魚を見にいったりする程度です。
もっと上達した際には、さっき言ったような場所で、マンタやサメを観にいきたいと思っているのですが、それは私のダイビングの腕にかかっているようです🐬
話が少し逸れましたが、映画タイタニックをふとした途端に、急に観たくなり、ユーネクストで鑑賞しました。
ダイビングを始めて、いつか沈没船を見に行きたいと心のどこかで考えていたのがきっかけなのか、はたまた脳のインスピレーションによるものなのか、分かりません( ⍨ )
でも何故か猛烈に観たくなり、今日見なきゃ気が済まないと思って、鑑賞。
私が生まれる前に、公開された少し古い映画ですが、今でも十分すぎるくらいのクオリティと臨場感、そして感動するストーリーに思わず涙💧
劇場で公開されたのを観た当時の人達が、羨ましすぎてなりません。
タイタニックについては、そもそも小さい時にテレビでやっているのを、親と一緒に見ていた記憶しかありませんでした。
幼稚園か、はたまた小学校低学年だったかは思い出せません。
ただ、その時に親から、これは実話の話を基に作られた、と言われた記憶があります。
劇中の、男の人が海に沈んでいき、残された女の人が笛を吹いて、助けられるというシーンだけは幼少期ながらに記憶に残っています。(幼少期のことをよく覚えているね❕と周りから褒められますが、これは筆者の唯一の取り柄かつ自慢です)
そして、タイタニック号沈没事故については、史実としてずっと知っていました。
そもそも沈没事故として最も有名なものなので、学校の歴史で使う資料集の片隅に載っていたり、ニュースでは、沈んだタイタニック号の腐食が進んでいるとか、たびたび耳にはしていました。
でもある程度、成熟した年で映画を鑑賞すると、小さい時は悲しい映画としか認識していなかった映画が、模様を変えて、私の心を塗り替えるのです。
また、撮影技術や映像技術にも感嘆の声を上げざるを得ませんでした。
劇中で冒頭に出てくる、海底に沈んだタイタニック号は本物。
タイタニック号は、現在もカナダの東海岸に位置する、大西洋のニューファンドランド島の海底、3,650メートル下で眠っています。
3650メートルという、完全に真っ暗な深海の世界なので、調査をしに行こうとも莫大な費用がかかるので、なかなか行けません。
しかし、タイタニックの映画監督のキャメロン氏は、映画撮影のために、本物の朽ちたタイタニックを撮影しようと、深海専用の潜水艦に自らも搭乗して、何度も見にいっています。
ただ見に行くだけならまだしも、撮影にはその水圧に耐えられる特殊なカメラ、照明も必要なので、費用は増える一方。
また、こういった潜水だけでなく、舞台になるスタジオ(なんと東京ドーム3個分の大きさ)のものを建てました。
タイタニック号の実物大の外観セットといい、それを浮かべる巨大はタンクといい、聞いているだけで、映画関係者でもないのに、気が遠くなります。
小道具や内装も、忠実に再現するために当時の制作方法で作ったりと、こだわり抜かれた徹底っぷり。
役者さんも、彼の指導する演技のリテイクには相当苦労したに違いありません…。
事実、続く過酷な撮影に嫌気が差したキャストか、はたまた撮影関係者の何者かが、食事に毒物を混入させ、50人以上が救急車で運ばれる事件も起こっています。キャメロン氏は、食べたすぐに吐き出したおかげで、事なきを得たようですが(^_^;
そんなこんなで予算はなんとあっという間に2億ドル。日本円で、240億円越え。
うん、これはヤバい笑
しかし、タイタニックが不朽の名作と言われる理由は、彼の狂気とも言える、凄まじい執着心と完璧主義のおかげでもあるようです。
昔の映画だから、沈没シーンはあまり大したことないだろうと思ってタカをくくっていたのですが、そんなことを思っていた数時間前の自分がいかにアホだったかと知らされました笑
嘘でしょう?これが1997年当時の映画だって???
どう見たって、実際の映像にしか見えない…。
船に海水が流れ込み、徐々に沈んでいく映画のクライマックスでは、緊張と悲しみ、そして愛の美しさには涙を流さずを得られません。
なぜ、タイタニックを急に観たくなったのかが、今でも分かりませんが、改めて観て良かったと感じました。
タイタニック号。
煌びやかで、贅に贅を尽くされた設計の豪華客船は、あっけなく海に沈み、たくさんの人々の命が奪われました。
劇中のリアルすぎるシーンを見ながら、実際に彼らはどんなことを最期に思って死んで行ったのだろうと考えると、胸が痛い。
深海に沈み、変わり果てた残骸と、その生前の豪華絢爛さの対比が、余計に心を抉ります。
犠牲になった彼らが、どうか来世では不幸な事故に遭うことなく、愛に恵まれ、楽しい人生を送っていますように。
映画のジャックとローズは架空の人物ですが、彼らと同じように、船で新しい出会いを果たした人も、なかにはいたかもしれません。
おんおんと号泣したわけではありませんが、何回か、涙が静かに頬を伝うことで、多少のカタルシス気分を味わった気がします笑
不朽の名作と呼ばれる映画には、やはりそれなりの理由がちゃんとありますね。
次はどんな映画を観ようかな。